- いろいろな種類があって、クレンジングの選び方がわからない
- クレンジングのそれぞれの種類は?
- 私に合うクレンジングはどれ?
クレンジングは種類がたくさんあって、どれを選べばいいか悩みますよね。
クレンジングを選ぶときは
- メイクの濃さ
- 肌質
- 使い心地の好み
で、決めるのがおすすめ!
「どんな化粧水や美容液を使うのか」「何のコスメを使って、どんなメイクをするのか」も大切ですが、「どんなクレンジングを使うのか」も、とても大切です。
- ガッツリメイクなのに、洗浄力が弱い
- 薄めのメイクなのに、洗浄力が強い
メイクに対して、クレンジングの洗浄力が合ってないと、肌トラブルを引き起こす可能性があります。
一日の終わりに、クレンジングでしっかりオフしましょう!
自分に合ったクレンジングを選ぶことで、今より綺麗になれるかも?
この記事では
- コスメコンシェルジュ&日本化粧品検定1級
- コスメ薬機法管理者
- スキンケアアドバイザー
- 美容薬学検定1級
といった美容資格を持っている男性の私が、クレンジングのそれぞれの種類や選び方をご紹介しています!
クレンジング6種類の特徴・選び方

クレンジングは、大きく分けて6種類です。
- 洗浄力
- 水溶性or油性
- 形状
- 使い心地
- 配合されている成分の違い
などなど・・・それぞれの種類のクレンジングにさまざまな特徴があって、非常に紛らわしいですね
各種類のクレンジングについて、一つ一つご紹介していきます!
クレンジングシート・クレンジングローション
クレンジングシート・クレンジングローション(水クレンジング)は、刺激が少なく肌に優しい処方になっていますが、洗浄力は弱いです。
洗浄力は弱いですが物理的に力を入れて擦るため、メイクを短時間で落とすことができます。
例えばテーブルを拭くとき、台ふきんで拭けば汚れは落ちますよね。物理的に擦れば、汚れは手早く、確実に落とせます。
しかしそれと同じことを肌にやってしまうと、かなりの刺激になってしまいます。
「疲れていてクレンジングをする気力がない」とか、「仕事が忙しくてクレンジングをする時間がない」とか、よっぽどの理由がない限り、クレンジングシートやローションは使わない方がいいです。
クレンジングシート
クレンジングローション(水クレンジング)
クレンジングシートは、シートを取り出してそのまま拭くだけ。
クレンジングローション(水クレンジング)は、コットンに含ませてから顔を拭きます。
どちらがいいかは、お好みでどうぞ!
クレンジングオイル
クレンジングオイルは洗浄力が強いので、メイクが薄い人は使わない方がいいです。
ウォータープルーフの日焼け止めを使ったり、皮脂崩れ防止のファンデーションなどでメイクをしたときに、クレンジングオイルはおすすめ。
ヌルッと、ベタッとする感触が好きじゃない人は、クレンジングバームの方が向いてるかも
クレンジングバーム

オイルを固めたもの。オイルよりサラッとしてて、使い心地が良い。
手に取ったときは固めの固形物ですが、手のひらで溶かすとトロっとなじんで、心地良い使い心地です!
クレンジングジェル
クレンジングジェルは、水系と油系に分かれます。水系はサラッとしてて、洗浄力が弱い。油系はヌルッとしてて、洗浄力が高い
おすすめの水系クレンジングジェルは、「キュレル ジェルメイク落とし」
保湿成分が豊富な上に、有効成分として「グリチルリチン酸ジカリウム」も配合されており、敏感肌や乾燥肌の人向けです。
濃いめのメイクのときには落ちにくいので、使うのは控えたほうがいいかも。
お次は油性のクレンジングジェルである、「シンピュルテ ピュアクレンジングクリア 」水性のクレンジングジェルより洗浄力が高いので、濃いメイクをしたときのクレンジングとしておすすめ。
「シンピュルテ ピュアクレンジングクリア 」に配合されている「ヒマワリ種子油」「マカデミア種子油」などの天然植物オイルは、人間の油脂と似ていて肌なじみが良く、肌負担が少ないです。
しかし値段が高いのがネック。4000円ぐらいします
ですがアットコスメのレビューも評判が良いので、値段相応の価値があると思います。
ちなみにこの記事を書いている人はジェル系のクレンジングが苦手で、クレンジングオイル派です。
逆に「クレンジングオイルが苦手だけど、ジェルのみずみずしい感じが好き」
という人もいると思います。
クレンジングは毎日使うものなので、使い心地や好みで選ぶことも大切です。
クレンジングクリーム

クレンジングミルクより洗浄力は高く、油分・水分ともにバランスの取れたクレンジング。
トロっと・フワッとした、柔らかい使い心地が特徴のクリームで、乾燥肌の人におすすめ。
別記事でオルビスオフクリームのレビューをしていますが、使い心地が良くて洗浄力もあり、とてもおすすめできるクレンジングクリームです!
クレンジングミルク
クレンジングクリームより水っぽく、洗浄力は弱い。
落とせるメイクの種類が少ないため、ナチュラルメイクの人向けです。
存在がクレンジングクリームと若干被っているため、どういう時に使えばいいのか正直不明。
洗浄力は弱いため、ウォータープルーフの日焼け止めや皮脂崩れのファンデーションは、落ちにくいでしょう。
「クレンジングを選ぶ際の基準」ベスト3!!
クレンジングの種類はわかったけど、それをどうやって選べばいいのか分からないと思います。
クレンジングを選ぶときのおすすめの順番は
- メイクの濃さ
- 肌質
- 使い心地の好み
で選ぶのがおすすめ!
詳しい内容を、ランキング形状でご紹介していきます!
1位 「メイクの濃さで選ぶ」
メイクに使っている化粧品の種類で、クレンジングを選ぶのが一番おすすめです。
使っている化粧品の種類 | おすすめのクレンジングタイプ |
ウォータープルーフのファンデやマスカラ、アイライナーなど | クレンジングオイル |
リキッドファンデーション | (油性)クレンジングジェル、クレンジングミルク |
BBクリーム | (水系)クレンジングジェル、クレンジングミルク |
ミネラルファンデーション | ローション・ふきとりシート |
表の上にいけばいくほど、メイクが濃くなりがちな化粧品です。それを落とすために、洗浄力が強いクレンジングが必要になります。
表の下にある「BBクリーム」や「ミネラルファンデーション」でしかメイクをしないのに、クレンジングオイルを使うのは、控えたほうがいいです
しかし一概に「クレンジングオイル」や「BBクリーム」といっても、さまざまな種類の化粧品があるし、肌質も人それぞれなので、この表が絶対に正しいわけではありません。
あくまでも一つの目安です
2位 「肌質で選ぶ」
ですが、「メイクの濃さと肌質が合っていなく、適切なクレンジングを選べない」という場合があります。
例えば「ウォータープルーフのファンデでメイクをしてるけど、乾燥肌なのでクレンジングオイルを使うと乾燥が気になる」
本当はクレンジングオイル=乾燥しやすいというわけはないのですが・・・
ここに書くと話がややこしくなるので、「メンズクレンジングのやり方」という別記事に詳しく書いてあります。
簡単に言うと、クレンジングオイルに配合されている「ミネラルオイル」という成分が洗浄力が強く、乾燥しやすいです。
世間的には「クレンジングオイルといえば、ミネラルオイルが配合されているもの」というイメージがありますが、他にも「エステル系」や「油脂系」などのクレンジングオイルがあります。
「エステル系」や「油脂系」は肌になじみやすく刺激も少ないので、ミネラルオイルのように「乾燥しやすい」わけではありません。
だから「クレンジングオイル=乾燥しやすい」というのは、誤りです。
「いやそんなこと知ったことではないし、いちいちクレンジングオイルの成分表示を見るなんて面倒。」
そんな人には、「肌質からクレンジングを選ぶ」という方法もあります
乾燥肌 | クレンジングミルク、クリーム |
脂性肌(オイリー肌) | クレンジングオイル |
敏感肌 | 「ダブル洗顔不要」のクレンジングミルク、クリーム |
クレンジングオイルは「脱脂力(皮脂を落とす力)」が強いため、脂性肌やオイリー肌の人は、肌に余分な皮脂を落としてくれるクレンジングオイルがおすすめ。
また、「濃いメイクだけど乾燥肌」という人には、「クレンジングクリーム+洗顔」といった感じで、洗顔を加えることによって洗浄力を補う方法もあります。
敏感肌の人は刺激や摩擦に弱いので、クレンジング+洗顔だと肌への負担が強くなってしまう恐れがあります。
クレンジングオイルだと洗浄力が強すぎるので、ダブル洗顔不要のクレンジングミルク、クリームを使うのが無難
3位 使い心地で選ぶ
クレンジングにもさまざな使い心地がありますよね。
オイルはベタッと、クリームはトロッと、ジェルはドロっと、みたいな感じで。
あのベタつきやヌルつきがイヤ、みたいな
そういうときは、「クレンジングの使い心地」で選ぶのもアリ!
「オルビスオフクリーム」のようなクレンジングクリームは、フワッとトロっとした使い心地で、心地良くて癒される感じがします。
オルビスオフクリームは「エステル系」のクレンジングといって、洗浄力が弱すぎず、かといって強過ぎない、適度な洗浄力です。
どうしてもクレンジングオイルが苦手という方には、「メルティブラック」のようなクレンジングバームを使うのもおすすめです。
クレンジングバームはオイルと同じぐらいの洗浄力ですが、手に取って手のひらで擦ると、トロ~っと溶ける感じがして、使い心地はとても良いです!
好みの問題もあるので、使い心地から選ぶというのも一つの手段です
3種類ぐらいのクレンジングを使い分けるのがおすすめ!
クレンジングにはたくさん種類があって、洗浄力や形状が全く違います。
ミルク | 洗浄力(弱) |
---|---|
シート・ローション | 洗浄力(弱) |
水系ジェル | 洗浄力(弱) |
油系ジェル | 洗浄(中~強) |
クリーム | 洗浄力(中) |
オイル・バーム | 洗浄力(強) |
クレンジングの種類によって洗浄力が違います。
メイクの濃さや肌質、使い心地でクレンジングを選ぶのがおすすめです。
また、その日の状況に応じて、違う種類のクレンジングを使い分けられると最高!
- 疲れたときや時間がないときに、サッとメイクを落とせる「クレンジングシート」
- 普段のメイクや薄めのメイクをしたとき用の「クレンジングジェル・ミルク・クリーム」
- ガッツリメイクをしたとき用の「クレンジングオイル・バーム」