化粧品の選び方

無印良品「オールインワンジェル」のおすすめは絶対これ!6種類を違いを徹底比較!

MUJIglobal - YouTube

似たような名前の化粧品がたくさんあって、混乱する人が続出する「無印良品のオールインワンジェル」

「何を選べばいいのか分からない」という人も多いでしょう。

結論から言うと、1番おすすめなのは「敏感肌用:薬用美白オールインワンジェル」


 

「何を選べばいいか分からない」という人は、とにかく「敏感肌用薬用美白オールインワンジェル」を選べば大丈夫です。

2位は「エイジングケア薬用美白オールインワンジェル



迷ったら1位の「敏感肌用薬用美白オールインワンジェル」がおすすめ!

Amazonなら、内容量が200gと100gの2種類があるので、ご予算に合わせてお好きなものをどうぞ!基本的に、商品名に「薬用」とか「美白」と書いてある商品を選べば、間違いありません。

※ちなみに「オールインワンジェル」というのは、それ一個で化粧水や乳液の役割を果たしているもの。
手間が減って時短にもなるし、コスパも良いです。

(ただし「ジェル」という特性上、化粧水に比べてベットリ感があります。ベットリ感がどうしても苦手な人には、オールインワンジェルは不向きです。)

この記事では、6種類ある「無印良品オールインワンジェル」を比較し、各種類ごとに解説しています。

  • コスメコンシェルジュ&化粧品検定1級
  • コスメ薬機法管理者
  • スキンケアアドバイザー
  • 美容薬学検定1級
  • メイクアップ知識検定(ベーシックコース)
  • コスメライター(ベーシックコース)

などの美容資格を持っている私が、「無印良品オールインワンジェル」を実際に使用し、独断と偏見でレビューしています!

※この記事の内容は、あくまでも一個人の感想や価値観によるものです。

「無印良品オールインワンジェル」は6種類。その違いは?

 

「無印良品オールインワンジェル」は、大まかに分けて4種類。
細かく分けると6種類あります。

  1. 敏感肌用シリーズ
  2. エイジングケアシリーズ
  3. クリアケア
  4. ハーバル

それをさらに細かく分けると、6種類あります。

  1. 「敏感肌用」オールインワン美容液ジェル
  2. 「敏感肌用」薬用美白オールインワンジェル
  3. エイジングケアオールインワンジェル
  4. エイジングケア「薬用美白」オールインワンジェル
  5. クリアケアオールインワンジェル
  6. ハーバルオールインワンジェル

オールインワンジェルだの、薬用だの美白だのしつこいですね、胸焼けしそうです

さらに詳細な、各商品の特徴はこちら↓

※価格は公式サイトより引用。(内容量は100g)

「敏感肌用」薬用美白オールインワンジェル(1,490円) 有効成分として「ビタミンC誘導体」と「グリチルリチン酸2K」が配合されている

「敏感肌用」オールインワン美容液ジェル(990円) 「オリーブ果実油」配合で、保湿力に優れている

エイジングケアオールインワンジェル(1,490円) 「ヨモギ葉エキス」「レモン果汁エキス」などの植物エキスと、ヒアルロン酸やコラーゲンといった保湿成分配合。

 

エイジングケア「薬用美白」オールインワンジェル(1,890円) 有効成分として「トラネキサム酸」と「ビタミンC誘導体」配合。ヒアルロン酸や植物エキスも配合されている。

 

クリアケアオールインワンジェル(1,290円) ブドウ果実エキスやキウイエキスなど、4種のフルーツエキス配合。毛穴ケアに!

 

ハーバルオールインワンジェル(1,790円) 「カミツレ花エキス」「ローズマリーエキス」など、8種類の植物エキス配合。天然うるおい成分として、「アロエベラ液汁」配合

 

 

安くて約1000円、高くて1890円なので、900円ぐらいの価格差。
900円の価格差を高いと見るか、低いと見るかは人によるので、参考にしていただければ。

値段以外の要素だと、配合されている成分や、好きな香りとかで選ぶのがいいでしょう。

以下、それぞれの商品について解説しています!

「敏感肌用 美白オールインワンジェル」それぞれの違いは?

最初にご紹介するのは、「敏感肌用オールインワンジェルシリーズ」
そのなかでも

  1. 美容液ジェル
  2. 薬用美白ジェル

の2種類に分かれます。
どちらも値段の割にクオリティが高く、魅力的なオールインワンジェル

しかし「薬用美白ジェル」が良すぎて、「美容液ジェル」をわざわざ使う理由が見当たりませんでした。

おすすめは「薬用美白ジェル」

「敏感肌用」オールインワン美容液ジェル

 

  1. 「敏感肌用」オールインワン美容液ジェル
  2. 「敏感肌用」薬用美白オールインワンジェル

を比較してみます。
まずは「敏感肌用」オールインワン美容液ジェルから

白っぽく、ネットリ感があります。匂いはほぼ感じられません。

 

ベース成分に「BG」と「グリセリン」が使われており、どちらも低刺激で保湿力が高い、人気の成分です。

さらに「オリーブ果実油」や「スクワラン」といったエモリエント成分(皮膚になめらかに伸びて、水分の蒸発を防ぐ成分)が配合されています。
肌なじみが良く、乾燥を防いでくれるので、乾燥肌・敏感肌肌の方におすすめ。

とくに「オリーブ果実油」は人間の皮脂になじみやすく、低刺激で保湿力に優れています。

これらの成分が入っていて、「100g990円」という低価格!

敏感肌用「薬用美白オールインワンジェル」

 

「美容液ジェル」よりベッタリ感が強い気がする。匂いはほぼありません。

 

しかし「オールインワン美容液ジェル」よりクオリティが高いのが、こちらの「薬用美白オールインワンジェル」

この商品のせいで、「オールインワン美容液ジェル」の存在意義に疑問を感じずにはいられません。

ベース成分に

  • 「濃グリセリン」
  • 「植物性スクワラン」
  • 「シア脂」

といった低刺激かつ保湿力に優れているものが使われているし、さらに有効成分として

  • 「ビタミンC誘導体」
  • 「グリチルリチン酸2K(抗炎症成分)」

が配合されています。

さらに、こちらの「薬用美白オールインワンジェル」は、「化粧品」ではなく「医薬部外品」なので、厚生労働省から認可された「有効成分」が配合されています。

「医薬部外品」や「有効成分」が何なのかご存知ない方は、以下の記事をご参照ください↓

 

低刺激で保湿力の高いベース成分で構成されていて、ビタミンC誘導体による美白ケア。さらに、「グリチルリチン酸2K(抗炎症成分)」での肌荒れ防止効果。

 

これらのスキンケアを、たった1500円でできるのはすごい!迷ったらこれ使っておけば大丈夫です!


 

※大容量バージョンは、約2600円します。

「エイジングケア オールインワンジェル」は「薬用美白」がおすすめ

次に紹介するのは「エイジングケア オールインワンジェル」シリーズ

「エイジングケア オールインワンジェル」にも、「エイジングケア」と「薬用美白オールインワンジェル」の2種類がありますが、おすすめは「薬用美白オールインワンジェル」

エイジングケア オールインワンジェル

まずは、おすすめじゃないほうの「エイジングケア オールインワンジェル」から

お花のフローラル系の香り。好きな人にはハマりそう。

 

「エイジングケア オールインワンジェル」も良い商品だと思います。

しかしそれ以上に良い商品が他にあるので、わざわざこの商品を使う理由が見当たりません。
なんか無印良品のオールインワンジェルって、こんなのばっかりだな。

植物エキスがたくさん配合されていますが、植物エキスに美容効果を期待しないほうがよいです。

ヒアルロン酸やコラーゲンといった保湿成分も配合されていますが、そんな商品は他にいくらでもありますからね。

「これを使わなきゃいけない理由!」がどうしても見つかりません・・・

エイジングケア「薬用美白」オールインワンジェルは女性向けかも

「エイジングケア」よりベタつく感じがする。フローラル系の香り

 

エイジングケア「薬用美白」オールインワンジェルはおすすめです!

まず魅力的なのは、「トラネキサム酸」と「ビタミンC誘導体」の美白有効成分。

「トラネキサム酸」というのは、シミ対策と抗炎症の成分です。

シミにも4種類あって、そのなかの「肝斑(かんぱん)」というシミ対策に、「トラネキサム酸」は有効です。

「肝斑」

引用:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_kanpan/

 

「肝斑」は30代~40代の女性にできやすいシミです。

なのでどちらかといえば、女性向けの商品です。

さらに椿(つばき)、バラ、柚子、ヨモギエキスといった植物エキスが配合されているので、お花の香りが好きなら心地よく使えるし、コラーゲンやヒアルロン酸といった保湿成分も配合されています。

エイジングケア「薬用美白」オールインワンジェルは

  • 「ビタミンC誘導体やトラネキサム酸」でシミやたるみ対策
  • 「コラーゲンやヒアルロン酸で保湿ケア」

に特化した商品です。

だからこそ、上記の「エイジングケア オールインワンジェル」は、「コラーゲンとヒアルロン酸配合!!」ぐらいしか訴求ポイントがないので、微妙

2つの商品は、どちらも使い心地がかなりベットリしているので、そうとう好みが分かれますね。

特に男性は、エタノールとかのさっぱりとした使い心地を好まれる方が多いので、男性は苦手な人が多そうです。

エイジングケア「薬用美白」オールインワンジェルは女性向けかも

無印良品「クリアケアオールインワンジェル」

オレンジのような柑橘系の香りがかなり強い。今回検証した全商品のなかでは、ベッタリ感が一番少ない感じがする。

 

「クリアケアオールインワンジェル」は、ブドウ果実エキスやキウイエキスなど4種のフルーツエキスが配合されており、毛穴やくすみケアに向いています。

さらに「マカダミア種子油」という、肌なじみがよく柔軟効果がある成分も配合されており、肌をやさしく整えてくれます。

ただし「セラミド」や「コラーゲン」といった乾燥肌向けの成分が配合されていないので、男女問わず脂性肌向けの商品かと思われます。

オレンジのような柑橘系の香りが強いので、柑橘系の香りが好きな人には心地よく使えると思います。

ちなみに自分は苦手な香りです。

無印良品「ハーバル オールインワンジェル」は微妙

 

「ハーバル オールインワンジェル」は使わない方が良いと思います。植物エキスの入れすぎです。

公式サイトによれば

有機農法で育てられた国産植物を使った8種類のエキスと、アロエベラ液汁を天然うるおい成分として配合し、乾燥が気になる肌にしっかりとうるおいを与えます。

とのこと。

確かにこの商品の訴求ポイントは、植物エキスが配合されていることでしょう
「アロエベラ液汁」はアロエベラから抽出した果汁エキスで、化粧水に使われる「水」の一種です。

保湿効果があると言われていますが、別にわざわざ「アロエベラ液汁」じゃなくても、普通にセラミドやヒアルロン酸配合の化粧品を使えばいいと思います。

さらに「有機農法で育てられた国産植物を使った8種類のエキス」とありますが、「有機農法」というのは化学肥料や農薬を一切使わないこと。

植物を育てたことがないのであまり詳しくありませんが、「有機農法」だからこその危険性があります。

どのような危険性が考えられるかというと、

  1. 農薬や化学肥料は、害虫を駆除したり土に栄養を与えて、植物が健康に育つための手助けをします
  2. しかし「農薬や化学肥料を使わない」ということは、植物は自力で成長しないといけません
  3. 植物はその場から動けないので、自然界で生き残るためにできることは一つ
  4. 「毒素」を、排出すること

 

「天然」だからこそ、「有機農法」だからこそ、何が起きるかわかりません。
植物は外敵から身を守るために毒素を出すはたらきがあるので、もしそれが肌に起きたら・・・

しかしそんなトラブルがもし起きたら、秒速でSNSで拡散されて市場から消え去っています。

なので考え過ぎではありますが、わざわざこの「ハーバル オールインワンジェル」を使う理由が見当たりません。

迷ったら「敏感肌用 薬用美白オールインワンジェルおすすめ!

 

ここまで長々と書いてきましたが、何を使えばいいのか分からない人は「薬用美白オールインワンジェル」がおすすめ!

もう一度おさらいすると、

  • 低刺激で保湿力の高いベース成分で構成されている
  • ビタミンC誘導体による美白ケア
  • 「グリチルリチン酸2K(抗炎症成分)」での肌荒れ防止

さらに、「化粧品」ではなく「医薬部外品」であり、厚生労働省から認可された「有効成分」が配合されています。

「医薬部外品」や「有効成分」が何なのかご存知ない方は、以下の記事をご参照ください↓

これらのスキンケアを、たった約1500円でできるのはすごいです!

※大容量バージョンは、約2600円します

「敏感肌用:薬用美白オールインワンジェル」


 

オールインワンジェルは、それ一本でスキンケアが済むので時短になるし、コスパも良いです。

※ただしオールインワンジェルは、ベッタリ感が強いのが難点。全種類を一通り試してみましたが、苦手な人は結構いそう。

それが嫌じゃなければ、オールインワンジェルはおすすめ!

そして植物系の「ハーバル オールインワンジェル」は使わないほうがいいと思います。

ABOUT ME
たま
「コスメコンシェルジュ&日本化粧品検定1級」「コスメ薬機法管理者」「スキンケアアドバイザー」「美容薬学検定1級」といった美容の資格を所持している、美容の専門家。 メンズメイク・化粧品レビュー・美容の正しい知識などの情報を発信しています。